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(増補版)68C2/3:気になった事柄を集めた年表(1553年~1555年)

 題:(増補版)68C2/3:気になった事柄を集めた年表(1553年~1555年)
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
16世紀後半、ポルトガルから鉄砲が1543年に伝えられた
 日本だったが、たちまち、16世紀後半には、世界最大の
 鉄砲生産国になっていた。
  この凄さをよく考えてみて下さい。
  日本の知識、および、知識だけではなく、それを理解
 し、嚥下咀嚼(えんげそしゃく)し、技術をも伴ってな
 す、この優れた結果は誇るべき日本である。
  そして、さらに・・
  アメリカのダートマス大学教授の本・「鉄砲を捨てた
 日本人」という本に、以下のように書かれている・・、
  「16世紀後半の日本は、非西欧圏で唯一、鉄砲の大量
 生産に成功し、西欧のいかなる国にもまさる鉄砲使用国
 となった。
  にもかかわらず、江戸時代を通じて日本人は、鉄砲を
 捨てて刀剣の世界に舞い戻った。
  武器の歴史において起こるべからざることが起こった
 のである。
  同時代の西欧では、鉄砲の使用・拡大によって戦争に
 明け暮れていたことから考えると、この日本の奇蹟が示
 唆するところは大きい」・・と。
  この本の副題が、「日本史に学ぶ軍縮」
16世紀後半~17世紀、『魔女熱狂』と言われた時代、また、
 『大迫害時代』とも呼ばれる『魔女裁判の最盛期』。
  岩波新書「魔女狩り」をお読みください。
1554年、角倉了以(すみのくらりょうい、京都の商人)が
 生まれた(1554年~1614年)
  京都では、商人と言うより琵琶湖疎水を世に贈った「
 水運の父」と言われている。
1554年、秀吉、松下屋敷を出奔(しゅっぽん、逃げ出して
 行方をくらます事)。
  18歳の秀吉は、松下屋敷を出奔して尾張に帰った。
  天文23年のこの年、信長は21歳、尾張統一へと着実に
 一歩を踏み出したとはいえ、まだ、海のものとも、山の
 ものともつかない段階であった。
  とにかく、父・信秀の家督を継いでまだ4年目、尾張国
 内は動揺を続けており、しかも、大大名の今川義元が尾
 張に勢力を伸ばしつつある時であった。
1554年、柴田勝家が、信長の命で清州に坂井大膳を攻めた
 時、長い槍で、短い槍の相手を打ち負かした。やっぱり。
1555年頃、この頃、ヨーロッパより毛織物が輸入された。
  来航したポルトガル船がラシャ(羅沙、毛織物の一種、
 羅も沙も絹織物に関連するがウール製品のこと)を伝え
 た。
  その後、最高級品の猩々緋(しょうじょうひ)が渡来
 し、陣羽織に用いられた。
1555年、また、この頃、堺・平戸などが隆盛になった。
1555年、倭寇が明を侵し、南京安定門を焼いた。
1555年10月、厳島の戦い(いつくしまのたたかい)。
  陶隆房(晴賢、周防の戦国大名)は、1551年に、主君・
 大内義隆を討ち、大友晴英(後の大内義長)を当主に据
 え、実権を握っていた。
  対立する毛利元就(もうりもとなり、安芸・広島県の
 戦国大名、知将)は、1554年に厳島を占領し、宮尾城を
 接収した。
  そこへ、1555年10月6日に、陶軍が、2万から3万の大
 軍を率いて、宮尾城に襲来して来た。
  しかし、知将の毛利軍は、陶軍の本陣を奇襲し、これ
 を撃退し、また毛利に味方する村上水軍によって退路を
 断たれ、陶隆房は、逃走の途中で自害した。
  この様に、日本の戦国時代、争いが多いと言ってもバ
 トルレベル。ヨーロッパの悲惨な殺戮戦争レベルではな
 い。
1555年3月~、川中島の戦い(第二次)。
  武田信玄が上杉謙信と信濃川の川中島で戦った。
  「犀川の戦い」というこの戦いは、長期戦・200日と
 なった。
  信玄は、関係改善が図られていた後北条と今川氏との
 間で、この前の年、甲相駿三国同盟を結んでいた。
  また、あちこちでは、寝返りもあったりという状況で、
 味方する者が現れたりという状況であった。
  この戦いも地域争奪戦で、前進拠点を築いたり、奪わ
 れたり。
  大決戦は、民百姓が困らない場所・川中島へ出陣。
  決着が付かなければ、部下の死を少なくする意味もあ
 って、大将同士の一騎打ち。
  これが、日本の戦いだった。
  この戦いは、10月に、今川義元の仲介で和睦が成立し、
 撤兵した。
  今現在、この戦いの感状(部下の働きを褒め称える状)
 が武田側、上杉側の双方に複数現存している。
  そして、その状にも、両者は、戦いの場所は「川中島」
 と認識している事が記されている。
1555年4月、信長の叔父・守山城の織田信光(信秀の弟)
 が、主人の織田信友(織田大和守家、実父不明)を陥(
 おとしい)れた(織田一族は乱戦状態の中にあった)。
  「信長公記」によると、
  織田信光は、信長と敵対する織田大和守家当主・織田
 信友の重臣・坂井大膳の誘いに応じるふりをし、
  清州城に、1555年4月に、入城した。
  翌日、信友を誅殺して清州城を奪い、大膳は今川義元
 の下に逃れた。
  信光は信長に清州城を渡すと、自身は信長より譲られ
 た那古屋城に入ったが、1556年1月不慮の死を遂げた(
 殺害?)
..
 (詳しくは、以下のブログへ。そして、宜しければ、
        このブログを世界へ転送してください)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009
by suba28 | 2015-04-10 16:31 | 皆様とともに 幸せになりたい


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