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パウロは・・本当は・・・

 題:パウロは・・本当は・・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
 パウロが、『律法を棄てた』のは、まったく、『個人的
見解から』であった。
 パウロは、『律法アレルギー』であった。
 『上から与えられる形』に、辟易していた。
 『神の律法』『神の与えし律法』、ならば、必然的に、
上から与えられる形となるが・・、
 パウロは、それに『抵抗感』を持っていた。
 そして、その『神が与えし律法の枠』を、守ってさえい
れば、救われるという『教条的押し付け』にも反駁した。
 律法なんて「いらない」とした。
 パウロは、懸命に、律法を守って来た。
 その様な輩、『忠実に守って来た』という輩だった。
 それらの経過の中で、その苦しさに耐えられなくなった。
 精神的に『辟易』としていた。
 精神的拒絶を示した。
 これは、ユダヤ教内で、当然、論争となった。
 ユダヤの風習と律法を守らねばならないとする保守派の
優勢な勢力を誇っている『エルサレム教会』と、対峙しな
ければならなかった。カルトだった。
 パウロのカルト的一派は、後の、キリスト教が言う様な
「異端状態」なのである。
 「エルサレム使徒会議」が開かれ、論争が展開された。
 パウロの教会系は、やはり、後のキリスト教がやったの
と、まったく同じ『異端だ』とされた。
 そして、ユダヤ教から破門された。
 ユダヤ教から破門されたカルトの「パウロ系教会」が、
生まれた。
 これが、後に、キリスト教と名乗る。
 当時、この様な経緯(いきさつ)から生まれ、そして、
破門された、「カルト集団」だった。
 パウロの『個人的好み』から生まれた、『ユダヤ教の律
法を無視する一派』だった。
 だからと言ったって、キリスト教には、別の『新たな律
法』が沢山ある、一杯ある、というお粗末さだった。
 そして、受動的に破門されられてしまった、生まれさせ
られてしまった『パウロ一派』のキリスト教は、
 この時点の分派・分裂が、その後々も繰り返され・・、
 今・現代に至ってでも、分派・分裂が繰り返され・・、
 最小単位の『ある一つのキリスト教会』が、分派分裂し
て、独立することも行われている、今となっている。
 それは、「単立」と称して、『あまた存在』している。
 パウロは「人間イエス」を捨てたと、キリスト教聖職者
は、表現したが、その行為をしたパウロは、イエスに会っ
たことがなかった。
 ・・が、イエスの事はよく知っていた・・と、判断でき
る。
 それは、パウロは、キリスト教に回心する以前は、キリ
スト教を憎み、キリスト教徒を捕まえ、連行し、殺してい
たという輩。
 キリスト教徒を『知るべき立場』にいる「最前線の人」
だった。
 その最前線の人が、預言者の立場で活動するユダヤ人の
最前線にいるイエスを、知らない訳がない。
 パウロは、キリスト教になる前から、イエスのことの「
細々としたことまで」、確実に、知っていたと断定できる。
 その上で、パウロは、キリスト教徒になった後でも、
 キリスト教の宗教企画をしたパウロには、『イエスの十
字架の血と復活のみ』を採用し・・、
 「イエスの考え方」「イエスの説く事」「イエスの発言」
などを無視した。
 パウロは、知り過ぎるほど知っていたイエスを・・、
 そのイエスの宗教観を、キリスト教の根幹に置くことを
止めた。
 イエスの『人となり』を知り過ぎるほど知っていたから
こそ、避けた。
 そういえば、ユダヤの民は、過越し祭の時、助けるべき
人間に、「イエスを選ばず、強盗を選んだ」
 そして、イエスを死へ追いやっている。
 そして、次の話、
 仮現説(ドケチズム)という考え方がある。
 下記の(参考)に書かせて戴いてもいますが、
 1世紀末に、キリスト教会の中に現れた「覚智主義(グ
ノーシス)」の一派だと言う。
 この派は、救い主自身は、霊的に存在するものだとした。
 しかし、キリストの身体は仮象であったと主張した。
 これでは、『歴史的に存在したイエス(本当の実在のイ
エス)』は、事実上、否定されるようになった。
 これでは、キリスト教の根本が、ゆらいでしまうと大騒
ぎになった。
 そこで、「ヨハネによる福音書」が書かれた(AD100
年前後)。
 「ヨハネによる福音書」が書かれた謂(いわ)れである。
 「ヨハネによる福音書」は書かれたが、ますます、ギリ
シャ哲学に強く影響されて書かれた。
 イエスの地「エルサレムの風土の香り」は無くなってい
た。
 そして、当時のギリシャ哲学が影響を受けていた「グノ
ーシス主義」に、「ヨハネによる福音書」も影響を受けた
・・・という・・わけ。
 そして、キリスト教は、「二元論」で、その二元の中に
すべてがあると錯覚させ、そして、含まれると錯覚させ、
人類の長い歴史の中で、この狭量(きょうりょう)な考え
方で、悪さをして来た。
 この浅薄な思考方法しか持たない「キリスト教思考方法」
に、軽蔑と、憤(いきどお)りを感じる。
 殺戮行為の遠因となった。
 その二元の考え方というのは、「光」と言えば「闇」だ
と言い。「真理」だと言えば、「偽(いつわ)り」だと。
 「生」と言えば「死」と。「信仰」と「不信仰」だと。
 だから、「信仰」「不信仰」の対峙思考パターンから、
不信仰の「異邦人を撲滅せよ」となり、
 「信仰」の我らには「神の義」がある・・と、
 二元論思考の連鎖で、「信仰」の「我らに神の義」があ
り、「我らは、神の御旨(みむね)にある」、故に、「や
っつけてしまえ」・・と、
 あまたな戦争を作り出して来たキリスト教。
 「ヨハネによる福音書」も、この「二元論の聖書」だっ
た。短絡の思考の中にあった。
 ただ、ヨハネは、(「ヨハネ第一の手紙」4・7~12)で、
 わたしたちは、互いに愛し合おうと呼びかけている。
 しかし、これも、キリスト教の「隣人愛」の考え方。
 「同じ宗教を信じ」「同じ民族」の愛なのである。
 「選民とした同民族の愛」なのである。
 実際、キリスト教は、この後の歴史を見ても、
 他民族の殺戮ばかりしていて、
 博愛からほど遠い、醜(みにく)い事ばかりしている。
 自分の民族だけに良い事しかしていない。
 今、キリスト教は、必死にプロパガンダ(嘘宣伝)をし
ているが、その様な自己宣伝ではなく・・、
 聖書の全面的書き直しをしなければならない。
 誤解されそうなところの記述を全面的に・・、
 ある一部分で、すべてを美しく見せようと、綺麗に見せ
ようと・・、
 『部分的に抜き出して嘘をつくという行為は、厳に慎(
つつし)まなくてはならない』。
(参考)ドケチズム(仮現説)といって、キリストの現れ
  を現実のことでなく幻であるとして十字架によるあが
  ないを無効にしようとする異端説です。
 (参考)きょう‐りょう【狭量】 [名・形動]人を受け入
  れる心が狭いこと。度量が狭いこと。また、そのさま。
..
   (詳しくは、以下のブログへ)
URL:http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /
http://www.youtube.com/watch?v=qlnkudtpet4
http://www.youtube.com/watch?v=nKNQXEqBZsQ
http://www.youtube.com/watch?v=EE_KtK311aA
by suba28 | 2014-03-05 16:55 | 皆様とともに 幸せになりたい


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