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(増補版)171D2/3:気になった事柄を集めた年表(1750年~1753年)

題:(増補版)171D2/3:気になった事柄を集めた年表(1750年~1753年)
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい・・日記・雑感)
.
1751年2月3日、大岡忠相(おおおかただすけ、江戸町奉行
 など)が没する(1677年~1752年)、74歳
  吉宗に認められ、抜擢され、功績を残した。
  有名な江戸町奉行以外にも、小石川養生所など、温か
 い数々の功績を残し、活躍した。
  新田開発・育成や治水事業など、庶民の生活の安定化
 に努め、幸せづくりに尽力した。
  必ずしも地方御用掛としての勘定所や代官らに、必ず
 しも組せず、
  だから、庶民は、様々な思いを、忠相に託した。
  武蔵野新田開発を中心に、関東各地の農政展開は著名。
  これで、享保の改革末期の体制はかなり強化された。
1751年7月12日、徳川吉宗(とくがわよしむね、第8代将軍)
 が没した(1684年~1751年)67歳、
  幕府中興の英主(えいしゅ、優れた君主)と称えられ、
 武芸・学問、特に実学を奨励した。
  和歌山藩の5代藩主の時にも、藩財政の立て直しに実績
 をあげ、藩主としても声望(せいぼう、世間の名声と人
 望)が高かった。
  法制の整備と相まった行政官僚制の充実と発展は、吉
 宗の功績は大きい。
  また、視点が、国富、国益という大きなものに、大き
 な関心において行われていた。
  産業の開発に役立つ科学技術的な知識を得ようと、漢
 訳洋書に止まらず、さらに、ヨーロッパ原書の知識を直
 接吸収すべく、その外国語とともに、学ばせ、取り組ま
 せた先見性など、先駆者としての推進・行動は、また、
 その一連の政策は、我が国の近代化にとって重要な役割
 を果たしている。
1751年12月20日、清船が、わが漂流民を送還する。この日
 に、長崎港に入港した。
  和船によって、日本沿岸は、活発に物流が行われてい
 たが、その一方、海難事故も決して少なくなかった。
  その海難船の多くが、中国大陸に漂着していた。
  中国大陸に漂着した多くの日本人たちは、漂着地に近
 い中国の港から、日本の長崎港に来航する貿易船で帰国
 していた。
  江戸時代中後期以降になると、日本に来航する貿易船
 は、乍浦(さほ、じゃほ)に限定されたため、
  中国へ漂着した日本人の多くは、漂着地から沿海の帆
 船に乗せられて、乍浦に送られ、
  乍浦で、日本への貿易船の出航まで安置されて、帰国
 した。
  1751年12月20日に、長崎に入港した11番寧波船で帰国
 した奥州南部の人々。
  この人たちは、福建の北部沿海に漂着した。
  そして、中国各地を経由して寧波に送られて、ここか
 ら帰国した。
  この様な例は、1754年にもあり(奥州仙台の30人)、
 また、1756年2月には、筑前の人・4名など、
  舟の構造からか、比較的難破して、中国から帰国する
 人が多かった。
1751年、信濃松代の農民一揆(田村騒動)
  一揆の原因は、そのほとんどが増税であった。
  信濃松代藩の第5代藩主・真田信安(さなだのぶやす)
 が、藩を継いだ1735年頃は、
  家老や家臣たちが、不正を働いていて、財政は極度に
 悪化していた。
  信安は、田村半右衛門を登用し、藩財政の改革に取り
 掛かった。
  田村は、まず、それまで不正を行なっていた家老や役
 人に対して、その行為の代償として、御用金を何年かけ
 ても支払わせるようにした。
  次に、百姓に対し増税策を行なった。
  不正を行った者に対して、御用金のみが課せられ、そ
 して、それ以上の罰はなく、
  罪のない百姓に、重い負担が課せられた。
  松代藩に、4700両の貯えもできたが・・、
  ここで、百姓たちは一揆を起こした。
  信安は、田村を罷免して対応した。
  そして、1752年に、長男・幸弘に家督を譲った。信安
 は、この年に、没している(39歳)
1752年、出版:『江戸切絵図・番町』が初刊された。
  吉文字屋が「番町之絵図」を刊行、江戸切り絵図の始
 まりをされている。
  切絵図は切図とも言い、江戸時代から明治にかけて作
 られた区分地図。
  土地利用を示す切絵図が、村役人によって作成された
 例が少なくない。
  地域別または地目(田畑・山林など)別に区切って作
 った。
1752年、フランクリン(アメリカ)が、「凧(たこ)」の
 実験によって稲妻が電気放電であることを明らかにした。
  また、フランクリンは、1776年のアメリカの「独立宣
 言」の起草委員でもある。
1752年、ビルマ(ミャンマー):アラウンパヤー朝が成立
 した。
  アラウンパヤーが開いたビルマ最後の王朝(1752年~
 1885年)
  三度にわたるイギリスとの戦争に敗れ、イギリス領イ
 ンドに、朝鮮併合の様に、併合された。
18世紀、タイ:18世紀に、チャクリー朝が成立し、
  19世紀以後、西欧列強のアジア侵略の中で、巧妙な政
 策を取り、植民地化を免れた。
1753年、喜多川歌麿(きたがわうたまろ、浮世絵師)が生
 まれた(1753年?~1806年)
  錦絵「鷹島おひさ」大英博物館所蔵
  錦絵「歌撰恋之部 稀二逢恋」大英博物館所蔵
1753年、災害対策:貯穀
  囲米・囲籾(かこいまい・かこいもみ)
  諸大名に、1万石につき籾(もみ)千俵の貯穀を命じた。
  幕府は当初、おもに軍事上の目的で、幕府直轄地はも
 ちろん譜代大名に対しても貯米(城詰米)を奨励した。
  しかし、泰平が続くうちに、これら囲米は、軍事用よ
 りはむしろ備荒用としての性格が濃厚になった。
  幕府は、一般の諸大名に対しても、1683年の令を初見
 として、しばしば備荒のための囲米令を発した。
  この年・1753年にも、1万石につき籾1000俵の割合で
 貯蔵する様に諸大名に命じた。
  後に、旗本まで奨励したり、貯穀の率が高くなってい
 る。
1753年、出版:安藤昌益(あんどうしょうえき、医師、思
 想家、哲学家)が、「自然真営道(しぜんしんえいどう)」
 を著し、刊行して、封建社会を批判した。
  安東昌益(1703年~1762年)は、伝記はあまり明らか
 ではないが、
  秋田藩の上層農民の家に生まれ、八戸に移住し、町医
 者として生活、
  晩年は、長崎に行き、海外事情を研究した。
  自然真営道は、「人は自然の全体也(なり)。故(ゆえ)
 に自然を知らざる則(とき)は吾(わ)が身神の生死を知ら
 ず」とある。
  この立場から、気一元論や陰陽五行説によって、天文、
 地理、人体を論じた。
  天照大神や天皇制の尊重も説いている。
  また、平等社会への変革を説き、封建的身分制を否定
 している。
  原本が関東大震災で多くが焼失した。
1753年、J・P・プラッシーが生まれた。
  キリスト教の宗教性を、学問的に究めるための聖書学
 という事を始めたJ・P・プラッシーが、この年に生まれ
 た(1753年~1826年)。
  そして、この学問は、時代が進むほど、研究が進めば
 進むほど、
  キリスト教の悲劇が極まって行ったという経過をたど
 った。
  そのキリスト教の悲劇は、新約聖書学という近代の学
 問で、厳密に、精緻に、研究をすればするほど、万人を
 説得できるような、確実不動のイエス像の再構成の見通
 しが、暗くなって来ることであった。
  研究によって再建されたイエス像は、たかだか蓋然性・
 妥当性の域を出なかった。
  例えまた、再建されたとしても、イエスの思想は、新
 約思想の部分にしかならず、全体になり得ないというも
 のだという事が判明した。
  また、この部分的なイエスの思想を使って、新約思想
 の本質を探ろうとしたら、原始キリスト教団の多くは、
 切り捨てられてしまうという結果となった。
  また、そのイエスの思想は、その肝心な神学的根拠が
 明白ではない。
  つまり、
  『キリスト教は、基礎からしっかり積み上げられるよ
 うな宗教ではない』と、分析された結果となった。
  砂上の楼閣的な宗教だとの研究結果になって行った。
  キリスト教は、研究が進めば進むほど、宗教として成
 り立ちえない事が明白になって行った・・その様な、研
 究の歴史となった。
..
 (詳しくは、以下のブログへ。そして、宜しければ、
        このブログを世界へ転送してください)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009
または
  http://d.hatena.ne.jp/HACHI2009
by suba28 | 2015-08-04 03:59 | 皆様とともに 幸せになりたい


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